ダイレクトボンディング13
公開日:2017/03/28 更新日:2019/01/08
こんにちは。今日はダイレクトボンディングの症例紹介です。
歯の隙間が気になるといらっしゃいました。
ラバーダム防湿を行いコンポジットレジンを築盛していきます。
基本的に、初診時の資料取り→ダイレクトボンディング→研磨と最低3回来院が必要になりますが、2回目の来院で見た目の改善ができるので大変ご好評いただいております。
ダイレクトボンディング12
公開日:2017/02/15 更新日:2019/01/08
こんにちは。今日は歯髄保存とダイレクトボンディングを行なった症例の紹介です。
一見何も無いように見えるのですが、レントゲンをとると歯と歯の間から歯の神経に達する大きな虫歯になっていました。
この虫歯の原因はマイクロクラックという歯に起こる小さなヒビでした。
マイクロクラックとは歯ぎしりや咀嚼で上下の歯がカチカチ当たることで歯と歯の間に小さな(マイクロ)ヒビ割れ(クラック)が起きることです。これは日常、歯を使っている以上避けられないことです。
そして、そのヒビに細菌が入り気づかないうちに虫歯になっています。
歯をきちんと磨いている場合でも虫歯になるケースです。なので歯をしっかり磨いているから大丈夫と思っている方でも歯の定期的健診でのレントゲン撮影は非常に重要です。
実際、マイクロスコープにて丁寧に虫歯をとっていくと歯の神経が見えてきました、赤い点が歯の神経です。
通常ですと歯の神経を取らないといけませんが、歯の神経を取ると歯が割れやすくなり抜歯に至る場合や黒く変色したりと様々な問題が出てきます。
近年、MTAセメント(歯の神経を保護するセメント)が開発され、状況によりますが神経を残す事が可能になりした。
虫歯を全て取り神経の露出した部分にMTAセメントで蓋をします。
数週間ほど経過を見て、セメントの硬化を確認したらダイレクトボンディングを行います。
隣接面(歯と歯の間)はリングと楔、マトリックスを用いてフロスがきちんと通せるように作っていきます。
保険診療のレジン充填の場合ですとコストと治療時間の問題で、きちんと形を付与できず虫歯や歯周病の再発リスクから保険診療の場合は銀歯にさせていただく場合が殆どですが、自由診療のダイレクトボンディングであればこのように然るべき時間と道具を使い隣接面形態を作ることができます。
痛みが出ているケースでは歯の神経の炎症が強く起きているので歯髄保存は難しくなりますが、
今回のように痛みが出る前に処置が出来ると歯髄保存の成功率が非常に上がります。
なので、痛みが出る前の定期健診はとても大切です。
ダイレクトボンディング11
公開日:2017/01/26 更新日:2019/01/08
こんにちは。今日はダイレクトボンディングにて前歯の隙間を閉じた症例の紹介です。
前歯を閉じるためにはダイレクトボンディングの他にインビザライン矯正治療 ラミネートベニア治療があります。
それぞれ、価格、治療期間、メリットデメリットが様々あり、その中でも前歯を閉じる為のダイレクトボンディングは
短期間に価格を抑えて行える代わりに清掃性や強度がラミネートベニア治療に比べて若干劣りますが、自分の歯を削らずに行うので将来、ラミネートベニア治療やインビザライン矯正治療を行うことも可能です。
それぞれのメリットデメリットをご説明させていただき、ダイレクトボンディングを希望されました。
ゴムのシートを張り接着力を落とさず樹脂を盛る準備をします。
隙間がが広いので複数の色を重ねて色を合わせて行きます。
。
上の歯は反対咬合といって上下逆の噛み合わせなので歯の切縁(歯の一番先端の部分)は噛み合わせの関係で修正できませんでした。なのでこの方の場合は上顎の歯の形を再現するには噛み合わせが修正できる矯正後に切縁にダイレクトボンディングを行うのが一番理想的な治療になりますが治療期間は長くなります。
患者さんは短期間で歯の隙間が閉じた事により食事中、モノが詰まらなくなったとご満足いただけました
当院は様々なご提案させていただき、メリットデメリットをご説明させた上で患者様にご満足いただける治療を行なっております。
ダイレクトボンディング症例10
公開日:2016/11/28 更新日:2019/01/08
こんにちは。今日はダイレクトボンディングの症例紹介です。
奥歯の虫歯を気にされていらっしゃいました。
アマルガムという金属で修復されていました。
アマルガムは昔、歯科では一般的に使われていた金属ですが現在ではアマルガムから溶出する水銀の健康被害問題から使用されなくなりました。
金属と虫歯を除去をしても黒い着色が消えないのがアマルガムの特徴です。
黒い部分は健康的な歯の部分なので黒いからといって闇雲に削っていくと歯の神経が露出する恐れもあります
通常のレジンでは透過性が高いため、黒い部分が浮き上がって見えてきます。
なのでオペーク色といってこの黒い部分を隠すレジンを併用して樹脂を盛り上げます。
このようにダイレクトボンディングでは保険の詰め物とは違い、色を合わせて詰めることができます。
ダイレクトボンディング症例9
公開日:2016/11/18 更新日:2019/01/08
こんにちは。今日はダイレクトボンディング症例の紹介です。
下顎の第一大臼歯という部分に行なったケースです。
第一大臼歯は前から6番目の歯です、ここは主機能部位と言って咀嚼(ご飯を食べる)や将来的な噛み合わせの安定において一番重要な歯になります。
この部位がきちんと噛んでいないと他の歯に負担がかかったり、変な噛み方をして顎にも負担がかかります。
食物をしっかり咀嚼できるように溝をきっちりと作り、噛み合わせを与えます。
こちらも、下顎第一大臼歯に行なったケースです
ダイレクトボンディング症例8
公開日:2016/11/15 更新日:2019/01/08
こんにちは。今日はダイレクトボンディングでお口の印象を改善した症例の紹介です。
長年悩まれていたすきっ歯も1時間ほどで改善されました。
新潟からダイレクトボンディングを希望され当院にいらして下さいました。
このように、歯の間を詰めるだけでも普段の会話や笑った時の印象はとてもよくなります。
前歯が気になる方、お気軽にご相談ください。
ダイレクトボンディング症例7
公開日:2016/11/12 更新日:2019/01/08
こんにちは。今日はダイレクトボンディングの紹介です。
よく、保険診療のレジン充填と自由診療のレジン充填(ダイレクトボンディング)の違いを聞かれますが材質の違いは殆ど有りません。
では、何が違うというかと樹脂(レジン)を詰めるための術式が大きく違います。
まず、ラバーダム防湿です。このブログでも度々出ている青や緑のゴムのシートです。
樹脂(レジン)を歯に接着させる際、唾液や血液に感染すると接着力が半分以上減少します。接着力が減少すると脱落や二次的な虫歯の原因になります。
ラバーダム防湿を行うことにより、処置をする歯だけをお口の中から孤立させ、血液や唾液の侵入を防ぎ接着力を減少しないようにさせます。
また、保険診療で使用される接着剤は1液性の接着剤が殆どです。
安価で短時間で簡便に接着層を作ることができますが、1液性の接着剤は成分が複雑で長期的な結果が安定しない材料です
そして、保存期間がある程度過ぎると接着力が低下する報告が出てきています。
一方、ダイレクトボンディングでは長期的に良好な結果が出ている2液性の接着剤を使い塗り重ね、安定した強力な接着層を作ります。
その後、樹脂を詰め歯の形態を再現することにより見た目だけでなく、噛む面が作られることにより噛み合わせが安定し、食物を噛む効率が回復されます。
以上のことを1時間程かけ丁寧に虫歯を取り、樹脂を詰めます。
一方、保険のレジン充填は虫歯を取り、液状の樹脂を10分程でただ詰める治療です。
基本的にラバーダム防湿を行わないので頬、舌、出血、唾液、歯肉を排除出来ない為、歯だけに集中して時間をかけて強力な接着層を作ることも形態の回復を行う事も出来ません。
また、噛む面が再現されていないため咀嚼効率が落ち、気づかない間に歯が動き顎の関節の病気を引き起こす可能性も有ります。そして、詰める樹脂の色の選択も限られており、歯のグラデーションを付けられず、よく見ると詰め物と歯の色が馴染んでいません。
すぐに影響は出ませんが、数年経過した保険のレジン充填を見ると殆どが、接着面が劣化し一部取れていたり、キワから虫歯になっています。
このように患者さんには非常に分かりにくですが、保険のレジン充填と自費のレジン充填(ダイレクトボンディング)では同じ白い樹脂を詰めているだけでも術式に大きな違いがあり、この違いが数年後に虫歯を再発するかどうかの大きな差になってきます。安価な保険のレジン充填で虫歯が再発した時には、虫歯が大きく、再度保険のレジン充填では対応出来ず、銀歯治療やダイレクトボンディングより高額なセラミック治療が必要になってしまうことがしばしばあります。
他の自由診療もそうですが保険診療との価格の違いは、見た目の回復だけでなく、患者さんには分かりにくい部分をこだわり、丁寧に行い長持ちする治療を行う事に技術料を戴くのが自由診療と保険診療の違いです。
ダイレクトボンディング症例6
公開日:2016/11/04 更新日:2019/01/08
こんにちは。今日はダイレクトボンディングの紹介です。
前歯をぶつけて折れてお困りの患者さんです。
歯をぶつけて折れている場合は歯の神経が死んでいないか検査を行います。もし神経に生活反応がない場合は根の治療が必要になりますが幸い、歯の神経の反応があり神経が生きていた為、樹脂を詰めて治療を完了しました。
ダイレクトボンディング症例5
公開日:2016/10/29 更新日:2019/01/08
こんにちは。今日はダイレクトボンディング症例の紹介です。
歯の健診でいらした患者さんです。一見何も問題ないように見えますが
歯と歯の間が虫歯になっていました。歯と歯の間の虫歯は噛む面とは違い虫歯の存在に気づきにくく、健診で見つかる事がよくあります。
中で虫歯が大きく進行しています。
虫歯を全て取りダイレクトボンディングを行なっています。
ダイレクトボンディング症例4
公開日:2016/10/15 更新日:2019/01/08
こんにちは。今日はダイレクトボンディングの紹介をします。
長年、前歯のすきっ歯で悩まれていた患者さんです。
ダイレクトボンディングは基本的に1日で終わる治療ですが隙間が大きい場合など大幅な修正が必要な場合は予め型取りを行い模型上でシュミレーションを行います。
出来上がりの形を患者さんと共有し治療に入ります。
このように大幅な修正でもシュミレーションを行なったおかげでスムーズに治療が行えます。