スプリント療法とはスプリント療法とは

スプリント療法とは、就寝中にスプリントと呼ばれる顎関節症専用マウスピースを装着し、

咬み合わせの位置を変えることで、歯ぎしりやくいしばりを改善したり、

歯ぎしりやくいしばりの負担を分散することで、顎関節症の症状を軽減する治療法です。

スプリントの種類スプリントの種類
スタビリゼイション(全歯列接触型)スプリントスタビリゼイション(全歯列接触型)スプリント

上下のすべての歯を均等に接触させるためのマウスピースです。

異常な咬み合わせによる噛む力をマウスピースが吸収することで、顎関節への負担を軽減します。主に就寝時に装着します。

前歯接触型スプリント前歯接触型スプリント

前歯のみが接触するマウスピースです。口を開くときの筋肉を活性化し、口を閉じるときの筋肉の緊張を緩和するために使用します。

リポジショニング型(前方整位型)スプリントリポジショニング型(前方整位型)スプリント

誘導板が付きの全歯列を覆うスプリントです。関節円板を正常な位置に誘導することで、関節雑音を抑え、開口障害や顎運動機能を改善、痛みを緩和しようとするものです。

ピボット型スプリントピボット型スプリント

全歯列を覆うタイプのスプリント。左右最後臼歯部の咬合面に突起があり、奥歯のみが接触するのが特徴です。奥歯を中心に下あごの骨に回転するような力を加え、顎関節部を伸ばすことによって、顎関節への負担を軽くしようとするものです。

肌と歯のクリニック東京ベイ幕張式スプリント療法肌と歯のクリニック東京ベイ幕張式スプリント療法

ソフトタイプに咬合面のみハードタイプのオリジナルスプリントソフトタイプに咬合面のみハードタイプのオリジナルスプリント

咬合面が平らなソフトタイプのスプリントを作成することで、歯ぎしりを抑制し、特定の歯への負担や顎の関節への負担を軽減することができます。ただし、ソフトタイプのスプリントは、削って咬み合わせの高さを調整することができないため、当クリニックでは咬合面のみハードタイプのオリジナルスプリントを作成しています。このソフト&ハードのスプリントなら、ブラキシズムの負担を抑えながら、過度に負担がかかる部分を見つけ、調整することができます。

スプリント療法の流れスプリント療法の流れ

顎関節の診査・診断

顎関節の診査・診断

問診やデータを確認したうえで、治療方針を決定します。

型取りと製作

型取りと製作

歯の型をとり、スプリントを製作します。

装着と調整

装着と調整

装着後は、2週に1度程度ご来院いただき、調整を行います。

経過観察

経過観察

顎がリラックスできて経過が良好であれば装置を外し経過観察です。

顎関節症・ブラキシズム治療メニュー顎関節症・ブラキシズム治療メニュー
施  術 時  間 料  金(税込)
ボトックス 内  容 アラガン社製 料  金 66,000円
内  容 ニューロノックス(韓国製) 料  金 33,000円
スプリント 内  容 料  金 お問い合わせください
認知行動療法 内  容 料  金 お問い合わせください

スプリント療法

施術の内容
スプリント療法とは、就寝中にスプリントと呼ばれる顎関節症専用マウスピースを装着することで歯ぎしりやくいしばりを改善し、顎関節症の症状を緩和・軽減する治療法です。
治療のリスク・副作用
スプリント装着中、一時的な歯やあごの痛み、唾液が多く出るなどの症状が生じる可能性があります。
治療期間
2年~5年程度
通院回数
48回~120回程度