歯がしみる!知覚過敏の原因は?
公開日:2022/07/01 更新日:2022/09/21
冷たいものを食べた時や、甘いものを食べた時
歯がしみることはありますか?
それは知覚過敏といって
歯の1番外側のエナメル質が
欠けたり、割れたり、削れたりすることによって
刺激が神経に伝わりやすくなっておきる症状です。
なぜ知覚過敏がおこるのか?
考えられる原因をいくつかあげていきます。
【歯ぎしりの原因】
①歯ぎしり・食いしばり
過剰な力によって、歯にヒビが入ったり、
欠けたり、すり減る原因になります。
睡眠時につけるマウスピース(ナイトガード)
をつけると防ぐことができます。
②強いブラッシング
歯みがきのときに、
必要以上にゴシゴシ強く磨きすぎると
歯がすり減ったり、歯ぐきを退縮させてしまいます。
③ヤニ取り・ステイン除去の歯みがき剤を使っている
ヤニ取り用の歯みがき剤は、
粒子が粗く研磨力が強いので
歯の表面を傷つけてしまったり、
すり減ってしまいます。
④ジムやスポーツの時、日常の水分補給など
いつもスポーツ飲料やイオン飲料
スポーツ飲料(ビタミン飲料も含む)には
糖分や酸などが含まれています。
長時間チビチビ飲むと、歯が溶けやすくなります。
そこに、歯を食いしばったり
ゴシゴシ強く歯みがきすると、
歯がすり減りやすいです。
⑤お口の中が乾燥、パサパサしている
お口の乾燥は、持病の薬を飲んでいる方に多いです。
薬の副作用で唾液の分泌が減ると
歯の再石灰化などが進みません。
当てはまる項目は、ありましたか?
軽い症状の知覚過敏であれば
習慣や癖を改善したり、
必要な対策をするだけで治ることがあります。
歯がしみるな…と感じてる方は
早めに対処しておきましょう。