歯周病、気が付かないうちに進行していた!
公開日:2022/01/25 更新日:2022/09/21
歯周病は、
成人の80%以上の人が
かかっているといわれています。
目立った症状が少なく
気がつかないうちに進行してしまいます。
気がついた時には重症化していることが少なくありません。
歯周病とは?
歯周ポケットに細菌が侵入し
歯肉に炎症を起こし、
さらに歯を支える骨を溶かして歯をグラグラにさせてしまう病気です。
歯周病は治る?
一度、歯周病になると
溶けてなくなった骨は元の状態に戻りません。
しかし、歯周病の治療をしたり
セルフケアの改善や
定期的なメンテナンスをすることにより
歯周病の進行は止めることができます。
進行してしまった歯周病は、
うがい薬や、歯磨き粉では
治すことができません。
原因は?
歯周病や虫歯は、細菌によって発症します。
歯の表面についているプラークには、細菌がたくさんいます。
細菌には、歯周病の菌と虫歯の菌で種類は、異なります。
この原因となっているプラークや歯石を取り除かなければ
歯周病の進行は、止まりません。
【歯周病セルフチック】
・口臭が自分で気になる、周りから指摘された
・朝起きたときに、口の中がネバネバする
・歯肉が赤く腫れている
・歯みがきをすると、出血する
・歯肉を押すと、出血したり膿がでる
・歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
・歯と歯の間に、物が詰まりやすくなった
・歯並びが悪くなってきた
・歯が浮いているような気がする
・歯肉が揺れている気がする
いくつあてはまりましたか?
1~3つ
歯周病の可能性があります。
症状が悪化する前に治療を受けましょう。
4~5以上
中等度以上に歯周病が進行している可能性があります。
早めに歯周病の治療を受けましょう。
1つもあてはまらなかった場合
歯周病は、無症状でも進行することがあります。
半年に一度は歯科検診を受けることをお勧めします。