知覚過敏について
公開日:2019/04/09 更新日:2019/07/14
こんにちは。肌と歯のクリニックです。
今日は知覚過敏について少しお話します。
冷たいものを口にしたとき痛みを感じたり、風があたっただけでしみたりしたことはありませんか?
それはまさに「知覚過敏」かもしれません。
我慢していると、歯の神経をとらなければならなくなる可能性もあります。
生活習慣を見直し、知覚過敏を防ぎましょう。
あなたは以下の質問にあてはまるものはありますか?生活の中に潜むリスクを見つけていきましょう‼‼
・歯ぎしり、食いしばりしていませんか?
歯ぎしりなどで歯の表面のエナメル質が摩耗してしまいます。ご自分では気付いていないことも多いのでご家族にも尋ねてみましょう。
知覚過敏は「ストレス過重ですよ」という警告かも。寝る前に「歯ぎしりしないぞ」と自分を暗示にかける方法も効果的です。
無意識に食いしばっていないか気をつけてみましょう。
・ゴシゴシみがきしていませんか?
歯ぎしりや食いしばりなどの強い力で、歯の根本のエナメル質(歯の表面)が傷みはがれやすくなります。
ゴシゴシみがきをするとさらに削れやすいので注意が必要です。
歯科医院でブラッシング法の指導を受け、あなたに合った歯みがき法をマスターしましょう。
・酸っぱい飲食物好きですか?
酸っぱい食べ物、飲み物がお好きなかたなどはとくに要注意。
酸性の飲食物が歯の表面を溶かすため、大量に酸っぱいものを飲食した直後で歯が溶けて軟化しているときにゴシゴシ歯みがきをすると状態が悪化します。
うがいをしてまずは酸を流しましょう。酸の影響をやわらげるには牛乳やチーズが効果的です。
・ジョギング、水泳etc.運動していますか?
健康のための運動でも知覚過敏のリスクになっているかもしれません。
運動をするときはグッと歯を食いしばって力を出しますし、汗をかいてのどが渇くと唾液の分泌が減り歯の補修能力が低下してしまいます。
また、水分補給にも要注意。スポーツ飲料や炭酸飲料は酸性で歯を溶かしやすいのでチビチビと長く飲むのは避けましょう。
症状がある方はむし歯や歯周病の可能性もありますので、早めに歯科医院に受診することが大切です!!