歯が一本抜けると周りの歯に起こる変化
公開日:2026/02/09 更新日:2026/02/09![]()
「1本くらい無くても大丈夫」が危険な理由
「奥歯が1本なくなったけど
見えないし他の歯で噛めるからそのままでいいかな」
実はこの状態、お口の中では
静かにトラブルが進行しています。
歯は1本1本が独立しているように見えて、
全体でバランスを取っているチームのような存在です。
1本抜けるだけで、周囲の噛み合わせ、
さらには全身にも影響が出ることがあります。

①抜けた歯の両隣が倒れてくる

歯が抜けると
その空いたスペースに向かって
隣の歯が少しずつ倒れこみます。
・歯並びが乱れる
・歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなる
・歯みがきがしにくくなり、
虫歯・歯周病リスクが上がる
見た目の変化が少なくても
中では確実にズレが進行しています。
②嚙み合っていた歯が伸びてくる(挺出)

歯は、噛み合う相手がいないと
噛み合う方向に伸びていく性質があります。
・噛み合わせが不安定になる
・特定の歯だけに強い力がかかる
・顎が疲れやすくなる、違和感が出る
結果として
他の健康な歯の寿命まで
縮めてしまうことがあります。
③噛む力のバランスが崩れる
歯が抜けると
無意識に反対側ばかりで噛む癖がつきます。
その結果、、、
・顎関節に負担がかかる
・肩こり、頭痛につながることも
・噛みやすい側の歯が早く傷む
歯の問題が体の不調に発展するケースも
少なくありません。


④顎の骨が瘦せていく
歯の骨がなくなると
その部分の顎の骨は使われなくなり
少しずつ痩せていきます。
・将来インプラントが難しくなる
・入れ歯が合いにくくなる
・顔の輪郭が変わることも
特に長期間放置すると
治療の選択肢が狭まる点は大きな注意点です。
⑤「1本だけ」の問題ではなくなる
最初は「歯が1本ないだけ」
だったはずが、、、
・周囲の歯が動く
・噛み合わせが乱れる
・他の歯まで悪くなる
と、連鎖的なトラブルに
つながっていきます。
★歯が抜けた時に大切なこ★
・痛みがなくても放置しない
・早めに歯科医院で相談する
・自分に合った治療法を知る
インプラント、ブリッジ、入れ歯など
状態によって最適な方法は異なります。

歯が1本抜けるだけで
お口の中のバランスは大きく崩れます。
そして見えないところで確実に変化が進みます。
早めの対応が、他の歯を守る近道です。
「1本くらい大丈夫」と思わず、
未来の自分の歯を守るための一歩を
踏み出しましょう。




