ダイレクトボンディング ケース2
公開日:2016/09/26 更新日:2021/12/06
こんにちは。今日はダイレクトボンディングのケースを紹介します。
噛み合わせの面の一部分が黒くなっています。
口腔内診査とレントゲンにより治療が必要な虫歯を判定していきます。
左の2歯は虫歯を取りながら削っていくと大きな穴になりました。
このように一見すると小さな虫歯も中で大きくなっている場合があります。
一方、右の2歯は黒いからと言って闇雲に小さな虫歯を削ると再石灰化が望める歯を削ってしまったり、詰め物の強度や接着を保つために余分に歯を削ることになります。
なので3ヶ月に一度程度、定期健診に来ていただき虫歯が進行性なのか判断し、進んでいれば早期に治療を行い、慢性化して進んでいなければPMTCを受けていただき予防を行います。
早期発見できた為、これらの歯は1日で治療終了になります。
残りの黒いところは定期健診に来ていただき、注意深く経過観察を行います。
肌と歯のクリニックではレントゲン診査と拡大視野下での診査により健康な歯を極力削らないよう治療を行っています。