歯ぐきが下がる原因とは?歯を守るためのケア方法
公開日:2026/05/19 更新日:2026/05/20![]()
鏡で歯を見たとき
「前より歯が長く見える」
「根元が見えてきた気がする」
と感じたことはありませんか?
それは歯ぐきが下がっているサインかもしれません。
歯ぐきが下がると見た目だけでなく
虫歯や知覚過敏、歯周病のリスクも高まります。

【歯ぐきが下がるとはどういう状態?】
健康的な歯ぐきは
歯をしっかり支え、歯の根元を覆っています。
歯ぐきが退縮すると
歯の根の部分(象牙質)が露出しやすくなり
以下のような問題が起こります。
・歯が長く見える
・冷たいものや歯みがきでしみる
・歯垢が溜まりやすくなる
・歯がグラグラする
歯ぐきの退縮は少しずつ進むため
気がつきにくいこともあります。

【歯ぐきが下がる主な原因】
歯ぐきが下がるのにはいくつか原因があります。
1.歯周病
最も多い原因が歯周病です。
歯垢や歯石に含まれる細菌が
歯ぐきに炎症を起こし
進行すると歯を支える骨まで溶かしてしまいます。
歯周病が進むと
歯ぐきがだんだんと下がり
歯が長く見えるようになります。

2.加齢
年齢とともに自然に歯ぐきは少しずつ下がります。
これは体の老化現象の一部であり
完全に防ぐことはできませんが
ケアで進行を抑えることは可能です。
3.ブラッシング
歯をしっかり磨こうとして
硬い歯ブラシでゴシゴシこっすていませんか?
強い力で磨くと歯ぐきが傷つき
徐々に退縮していきます。

4.歯ぎしり、食いしばり
就寝時の歯ぎしりや日中の食いしばりは
歯や歯ぐきに強い力がかかります。
その影響で骨や歯ぐきが少しずつダメージを受け
下がってしまうことがあります。

5.歯並びや嚙み合わせ
歯並びや嚙み合わせの不具合も
特定の歯に過剰な力をかける原因になります。
部分的に歯ぐきが下がる場合
嚙み合わせが影響しているケースもあります。
6.矯正治療後
歯列矯正を行った方は
歯が動く過程で骨が吸収されやすく
歯ぐきが下がることがあります。
ただし、適切に管理すれば健康上
大きな問題はないことが多いです。

【歯ぐきが下がるどんなリスクがある?】
歯ぐきが下がると歯の根が露出します。
根の部分はエナメル質がないため
以下のようなリスクが高まります。
1.適切な歯みがき
・知覚過敏(冷たい、熱いものでしみる)
・根元の虫歯(根面の虫歯)
・歯の動揺(ぐらつき)
・見た目の変化
気づかずに放置すると
症状が進行してしまうので注意が必要です。
2.歯周病予防のための定期検診
歯周病は初期の段階では自覚症状が
ほとんどありません。
3~6ヶ月に1回は定期検診を受け
歯石除去や、歯周ポケットのチェックを行いましょう。
3.歯ぎしり対策
歯ぎしりが疑われる方は
マウスピース(ナイトガード)の装着が有効です。
歯や歯ぐきへの負担を軽減できます。
4.食生活の見直し
栄養バランスエを整え
ビタミンCなど歯ぐきの健康を保つ栄養素を
意識的に摂りましょう。
また、砂糖を多く含む飲食を控えることで
虫歯リスクも下げられます。
5.早めの治療
すでに歯ぐきが大きく下がってる場合、
状態に応じて以下の治療を検討します。
・歯周病の治療
・歯の根が露出したところのカバー(知覚過敏処置)
・歯肉移植術(外科処置で歯ぐきを回復させる)
症状に合わせた適切な処置を受けることが大切です。

歯ぐきの退縮は、加齢だけではなくて
日々のケアや生活習慣が大きく影響します。
「最近歯がしみる」「歯が長く見える」
という方は早めに歯科医院で相談してください。
適切なブラッシングと定期的なメンテナンスで
大切な歯を長く守りましょう。




