虫歯ができやすい方へ 虫歯予防のポイント
公開日:2023/07/10 更新日:2023/07/12
「私、虫歯ができやすいんです。」
という方、いらっしゃいますか?
そんな方に、
「どうしたら虫歯を防ぐことができるのか?」
虫歯予防のポイントを4つお伝えいたします。
【ポイント① 歯みがきの見直し】
みなさん歯みがきは、毎日していると思います。
「している」というより「できているか」
が重要になります。
つまり、プラークがきちんと落とせているか?
ということです。
歯ブラシだけでは
歯と歯の間は十分に落とせません。
デンタルフロスなども使って
歯と歯の間も清掃する必要があります。
自己流のやり方かたでは
上手く落とせていないことが多いです。
それと歯みがき剤に含まれるフッ素にも
重要な役割があります。
歯みがきの仕方、歯みがき道具、歯みがき剤は、
歯科医院で確認してもらうことをお勧めします。
また、仕事などで疲れていたり
お酒を飲んでしまったりして
歯みがきをしないで寝てしまったりすることはありますか?
就寝中は、お口の中の細菌の活動を抑えたり
歯を修復してくれる唾液の量が低下します。
すると細菌は酸を出し続けます。
このような状態が習慣化すると、
虫歯は増えてしまいます。
寝る前の歯みがきは、とても大事なのです。
【ポイント② 食生活の見直し】
虫歯の予防には、
間食の回数を減らすことが重要です。
ダラダラとお菓子を食べていたり、
チビチビと砂糖の入った飲み物を飲んだり、
お口の中に甘いものが長時間、
常に存在することになります。
虫歯には、甘いものを食べる量より
時間や回数が影響します。
【ポイント③ フッ素配合の歯みがき剤を使う】
ポイント①でも少しお話しましたが
虫歯予防には、
高濃度フッ素配合の歯みがき剤がお勧めです。
フッ素は、歯を修復する働きと
歯の質を強化してくれる役割があります。
濃度が高いほど、その効果は高まります。
高濃度フッ素とは1450ppmのものになります。
(6歳未満のお子様は使用ができません)
フッ素配合の歯みがき剤を使用した場合、
すすぐ回数に注意が必要です。
せっかく高濃度フッ素を使っても
すすぎ過ぎてしまうと、お口の中から流されてしまい
効果がなくなってしまいます。
すすぎは1回だけにするのがおすすめです。
【ポイント④ メンテナンス(歯科検診)】
虫歯は、初期虫歯の段階で発見したいところです。
これは、プロの目でないとなかなか見つけられません。
早期に発見できれば
再石灰化する可能性も高くなります。
日ごろからメンテナンス(歯科検診)に行きましょう。