定期検診3~4ヶ月ごとに受けたい!
公開日:2024/03/18 更新日:2024/03/20![]()

歯の定期検診、受けていますか?
どのくらいの間隔で受けていますか?
歯は、虫歯のほかに
歯石がたまってきたりして
歯周病のリスクも年齢とともに高まります。
自分の歯を健康に使い続けるには、
セルフケアだけでは足りません。
そこで歯科医院のプロフェッショナルケアで
定期的なメンテナンス(クリーニング)が効果的です。
虫歯は
ミュータンス菌などの
虫歯の原因菌が出す酸によって
歯のカルシウムが溶かされ、歯がもろくなり、
穴が開いてしまう病気のことです。
虫歯は、初期の段階では自覚症状が少ないため
自分では気づきにくいことが特徴です。

歯周病は
歯垢の中の歯周病原細菌によって
引き起こされる感染性炎症性疾患です。
歯の周りの歯肉に炎症がおこり
さらに進行すると
歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目(歯周ポケット)の
清掃が行き届かないと
そこに歯垢が停滞して炎症がおこり、
歯肉が赤くなったり、腫れたりします。
虫歯と同じように
初期の段階では自覚症状が少ないため、
自分では気づきにくく、
気がつかないうちに進行していることも多いです。
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歯石は、
歯みがきで磨き残した歯垢(プラーク)が硬くなったものです。
歯垢は約2日間ほどで歯石になっていきます。
歯石は歯ブラシでは取ることができませんので、
歯科医院で専用の器具を使って除去します。
このプロフェッショナルケアは、
日常的に繰り返し受けていい処置ではありません。
3~4ヶ月ごとのメンテナンスとして受けることを
お勧めしています。
なぜ、この間隔がお勧めかというと
虫歯菌と歯周病菌は、
クリーニング後3カ月弱で繁殖力が
回復してしまうからです。
細菌によるダメージを抑えるには
3~4ヶ月間隔のクリーニングが
限界のラインだからです。
お口の健康管理で大事なのは
細菌の管理と、栄養の管理です。
世界の医学では
「糖質の摂取増加で死亡リスクが上がり、
脂質の摂取が多いほど死亡リスクが下がる」
という論文もでているようです。
糖質制限は、将来の死亡リスクを下げる効果があります。
虫歯予防だけでなく、
栄養管理も上手にコントロールできるといいです。
一生自分の歯で食事が楽しめるよう、
3~4ヶ月のメンテナンスを習慣づけましょう。





