お口の中から銀歯(金属)をなくそう!メタルフリー治療
公開日:2021/10/12 更新日:2022/09/21
これまで虫歯治療でよく使われている金属は、
銀歯といわれている「詰め物、かぶせ物」でした。
この金属は、保険治療が適応できて、
比較的安価で耐久性もあるため
長期間、歯科治療に使用されてきました。
しかし、お口を開けた時の見た目を気にされる方もいらっしゃいます。
見た目だけではなく、金属アレルギーの原因になってしまったり、
歯ぐきに黒ずみができてしまうこともあります。
このように、見た目や健康を考慮し、
お口の中から金属をなくすことをメタルフリー治療といいます。
【銀歯のデメリット】
①審美性
銀歯といわれている詰め物、被せ物は、
主に金銀パラジウム合金が使用されます。
笑った時や、お口を開けたときなどに
見えてしまうことが多く、とても目立ちます。
②金属アレルギー
お口の中の金属は、身体に影響をおよぼす可能性があります。
パラジウムと銅は金属アレルギーを起こしやすいと言われています。
長年にわたり使用していると、銀歯から金属イオンが溶け出し、
アレルギー反応を起こしてしまいます。
③二次虫歯、歯周病が進行しやすい
金属の表面には、目に見えないほどの傷がたくさんあります。
その傷に汚れがつきやすく、落としにくくなっています。
そのため、二次虫歯や歯周病になる原因になります。
金属が劣化すると、歯と金属の間に隙間ができます。
また、金属と歯をセメントで接着しているため、
長年にわたり、徐々にセメントが溶け、
金属と歯の隙間ができます。
そのため金属の下に二次虫歯になってしまうことも多々あります。
そして、もし二次虫歯があったとしても、
虫歯を早期に発見が難しいのです。
それは、レントゲンを撮影しても、金属の部分は白く写ってしまい
レントゲンで確認することができないからです。
肌と歯のクリニックでは、金属を一切使用しない
「メタルフリー治療」をお勧めしております。
銀歯が気になるという方は、お気軽にご相談ください。
丁寧なカウンセリングを心がけております。