歯ぎしり(くいしばり)
公開日:2018/11/12 更新日:2019/01/08
こんにちは。肌と歯のクリニックです。
以前に、歯ぎしりをすることで、歯がすり減って知覚過敏を起こしたり、顎関節症を招いたりすることをお伝えしました。
じつは、それだけでなく、肩こりや頭痛、腰痛、目まいや耳鳴りなど体の至るところに悪影響を及ぼすリスクがあることも知っていただけたらと思います。
今回は、歯ぎしりの原因に加え、その対策・治療法についてもお話ししていきます。
寝ている間の歯ぎしりは、自覚しにくく、家族などに指摘された方は間違えないと思いますが、それ以外にも、以下の項目に当てはまる方は歯ぎしりをしている疑いがあります。
*朝起きたとき奥歯が痛い
*朝起きたとき顎が痛い・疲れている
*慢性的な頭痛・肩こりがある
*歯が欠けたり割れたりしたことがある
*頬の内側に噛んだ跡がある
*集中しているとき、無意識に歯を食いしばっている
歯ぎしりはなぜ起こる?
歯ぎしりが起こるメカニズムは完全には明らかになっいませんが、一般的には以下の要素によって歯ぎしりが起こるとされています。
*ストレス
*飲酒・禁煙
*噛み合わせ
歯科医院での歯ぎしり治療
*ナイトガード
型を摂って作製したナイトガード(マウスピース)を、寝るときに装着して、強い力から歯や顎を保護します。
ナイトガードを付けていれば、睡眠中に歯ぎしりをしても、歯がすり減ったり欠けたりするのを防ぐことができ、歯ぎしりの音もしなくなります。
*補綴治療・矯正治療
詰め物・被せ物が高過ぎてぶつかっている場合に、それを調整・交換したり、歯並びそのものを整える矯正治療によって歯ぎしりを軽減できるケースもあります。
いかがでしたでしょうか?気付かないうちに大切な歯や顎が大きなダメージを負ってしまうかもしれません。
歯ぎしりの症状に心当たりのある方は、ご相談下さい。
いつまでも健康に保っていきましょう。
肌と歯のクリニック