歯ぎしり(くいしばり)

こんにちは。

今回は寝ている間の歯ぎしりについてお話しします。

ほとんどの方が自覚はありませんが、皆さんは起床時に歯に違和感やアゴの痛みを感じたことはありませんか?

これらの症状は歯ぎしりの特徴として表れることが多くあります。しかし、こういった症状が出ないこともあるので注意が必要です。

夜間の歯ぎしりは食事時の咬合力よりもかなり強い力で行われます。そのため歯がすり減っていくのは用意に想像できますが、歯だけではなく、実は歯ぐきやアゴの骨の方が大きな負担を受けていることも少なくないのです。

 

歯ぐきや骨に負担がかかると骨が吸収し、歯周病ではなくても歯ぐきが下がってきてしまいます。

すると「しみる」といった知覚過敏症状が二次的にでてきます。症状のある方は寝ている間の歯ぎしりも疑ってみてください。

 

また、すでに歯周病になり歯ぐきが弱っているところに歯ぎしりの力が加わると、骨吸収、歯肉退縮が加速するため注意が必要です。

歯ぎしりをすることでアゴの関節や筋肉に負担がかかり顎関節症を発症することがあります。

 

歯ぎしりを甘くみてはいけません。

対応が遅れるとご自身の歯を失う原因となりますので気になる方はお早目の受診をお勧めいたします。

当院で改善できるケースもございますので、お気軽にスタッフへご相談ください。