転倒して歯が折れた男性 チームアプローチによる審美修復転倒して歯が折れた男性チームアプローチによる審美修復

インプラント

施術の内容
インプラント治療は、あごの骨に純チタン製の人工歯根を埋め、その上に人工歯を装着することで「噛む機能」を回復させる治療法です。
治療のリスク・副作用
インプラント治療には外科手術を伴うため術後の疼痛・腫脹・出血・咬合痛などが生じることがあります。麻酔を行う場合は腫れやむくみが生じることがあります。 被せ物・土台の外れ・欠け・緩みなどが生じる場合があります。
治療期間
1日〜10ヶ月程度
通院回数
1回~15回程度

この患者様は転倒により前歯2本をすでに近医で抜歯した状態でいらっしゃいました。

インプラント治療を希望されましたが、問題となったのは歯が抜けた部分の「骨の厚み」と「スペース」の不足です。

一般的に前歯のインプラントは「骨が薄いこと」や「見た目にかかるところ(審美性)」などから、

インプラント治療の中でも非常に難易度が高いエリアだとされています。

治療結果を左右するのは、きちんとした診査・診断と治療計画が重要です。

インプラント相談(CT撮影込み) 5,000円
チームアプローチによるインターディシプリナリーアプローチチームアプローチによるインターディシプリナリーアプローチ

インターディシプリナリー治療とは、治療の質の向上を目指して専門医が集まり、それぞれの専門領域を大いに発揮するアプローチで、チーム内にリーダー的な存在を有するのが大きな特徴です。当院では、主にむし歯などの一般治療をおこなう「generalist」とよばれるドクターがリーダーとなり、治療の進捗状況をコントロールし、専門医と連携を図っています。

前歯部のインプラント治療はその審美性がゆえに、難易度が高くほとんどの症例で骨移植が必須となります。その成功にはインプラント専門医による高い技術のだけではなく、最終的なゴールを見据えそこから逆算した綿密な計画が必要となります。本症例では、下の前歯に叢生(歯並びガタガタしていること)がみられ、そのせいで審美性の獲得が困難となることがわかりました。そこで、インプラントの埋入を先におこない、治癒期間中に下顎前歯の部分的矯正治療をおこなうことをご提案しました。また、奥歯で根の治療が必要な歯があったので、こちらは根管治療(歯内療法)専門医による治療もおこなうこととなりました。

また、治療期間が長期にわたるインプラント治療において、担当衛生士の存在は欠かせません。治療初期における歯周病治療や患者様自身の日々のブラッシング(セルフケア)はもちろん、ドクターには言えない悩みなどの相談相手として、またモチベーションを維持するために伴走者として、非常に大きな役割を担っているのです。
そして、最終的な歯をつくるのは熟練の技術をもった歯科技工士の腕に委ねられます。歯科技工士の中でも、インプラントや前歯の作製は非常に高い技術が要求される部分で、高い審美性と耐久性という大きな役割を担っています。

合理的なチームアプローチによる治療期間の短縮合理的なチームアプローチによる治療期間の短縮

インプラント

施術の内容
インプラント治療は、あごの骨に純チタン製の人工歯根を埋め、その上に人工歯を装着することで「噛む機能」を回復させる治療法です。
治療のリスク・副作用
インプラント治療には外科手術を伴うため術後の疼痛・腫脹・出血・咬合痛などが生じることがあります。麻酔を行う場合は腫れやむくみが生じることがあります。 被せ物・土台の外れ・欠け・緩みなどが生じる場合があります。
治療期間
1日〜10ヶ月程度
通院回数
1回~15回程度

専門医による症例検討の結果、下の前歯はインプラント埋入後の治癒を待っている期間に行うことになりました。
これにより機能的かつ審美的な結果が得られるだけではなく、治療期間も合理的に短縮できました。

部分矯正 100,000円
機能性と審美性を兼ね備えた最終上部構造機能性と審美性を兼ね備えた最終上部構造

どれがインプラントかわからないほど自然な仕上がりとなっています。インプラントの上部構造および側切歯には「ジルコニアポーセレン」による強度と審美性を備えたクラウンを装着しました。矯正治療により上下の自然な調和が得られました。

肌と歯のクリニックの特徴・強み

一人の歯科医師で全ての治療の専門性を高め、完璧にできる先生はなかなかいません。歯科医師の技量の限界を患者様に押し付けるのではなく、理想的な治療ができる専門性の高い歯科医師を豊富に在籍しているのが、「肌と歯のクリニック」の強みです。

上部構造(仮歯含む) 150,000円 x 4本
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